フィンランドウッドのシラカバ薪は、すべてオーロラと白夜の国、北欧フィンランド産。スカンジナビア半島で薪の生産量TOP 5を誇る、大きな薪工場から直接仕入れています。
日本では手に入れづらいシラカバですが、ヨーロッパでは薪材として広く普及しています。皮に油分をたくさん蓄えているので、天然の着火剤としてお使いいただけます。見た目も白く美しいので、部屋に置いておくだけでインテリアにも。
フィンランドの白樺は、太陽の沈まない白夜の期間に急成長し、冬は暗く寒い気候にじっと耐え忍びます。この気候こそが、フィンランドの白樺を密度の詰まった、薪として完璧な木に仕上げてくれるのです。
フィンランドの白樺はとても堅く、色が薄く、薪としてとても扱いやすいです。着火性に優れ、灰をほとんど残しません。
含水率25%以下の薪が「乾燥薪」と考えられています。切ったばかりの白樺の薪の含水率は約55%です。
薪は自然乾燥で、1番乾燥している春の間、日光と風で乾燥されます。乾燥は南向きの黒いアスファルトのフィールドで、約4ヶ月間行われます。
この段階で、含水率は約25%以下にまで下がります。
短い夏が訪れると、屋外で乾燥していた新しい薪を、黒い屋根・黒い金属でできたホールに移動、保管します。夏季のこの保管庫内部の気温は45℃にまで上ります。
この保管庫で夏を越すと、含水率は20%以下となり、薪はいつでもお客様にお届けできる状態となります。
薪製造過程のすべてが環境に優しく、地域の森林産業をサポートしています。
興味深いことに、薪は乾燥しすぎてはいけないのはご存知ですか。炎が適正に燃えるためには、いくらかの水の成分が必要なのです。急激に燃え尽きてしまったり、酸素の供給が追いつかずに不完全燃焼を起こしたりしてしまいます。
以上の理由から、薪には「使用期限」もあるので注意してください。この使用期限は、薪の含水率が9%以下になるまでの、6~7年と言われています。
出荷時の薪の含水率は、16~18%。薪として完璧な状態です。